8月27日(火)
去る8月21日水曜日の読売新聞に、本校新聞部の土砂災害追悼特集に関する記事が掲載されました。
5年前の土砂災害の時に友達を亡くした経験を持つ、本校高校1年生の土本駿澄くんが、災害の記憶を風化させないようにと特集記事の制作を提案しました。記事は2学期始業式の日に全校生徒に配布する「崇徳学園新聞230号」に掲載予定です。
読売新聞の記事は土砂災害5周年の特集の中で、高校生が新聞を通じて土砂災害について訴えている、ということを伝える内容でした。
なぜ今この記事についての話が出てきたかというと、本日、本校に一通の手紙が届いたからです。その手紙は千葉県柏市の中学校の生徒さんから、土本くんに宛てて届いたものです。その生徒さんは、土が悪くても咲くというコスモスの種を、西日本豪雨で被災した倉敷市の真備中学校に送るなどの活動をしているそうです。この度の読売新聞の記事を読み、土本くんにもコスモスの種をということで、メッセージと共にコスモスの種を同封して送ってくれました。
土本くんの想いが、新聞を通じて全国に届いたことを実感することができた出来事でした。